Total War: Warhammer Ⅲで登場する種族。
デーモン・オブ・ケイオスは、一体なる混沌とも呼ばれ、4つの混沌の神のいずれにも属さないデーモンを表し、全てのデーモンのユニットを使用できます。
背景
ウンゴル族の公子は何者かに操られ、恐るべき道を歩み始めました。混沌の神々の破滅的な加護と魔族への昇位を引き換えとして、自分自身を完全に放棄したのです。新たに誕生したデーモンプリンスは死すべき者の肉体を捨て、自分のパトロンたちが喜ぶような姿に変わり、彼らの求めるままに戦い続けます。
現在デーモンプリンスは一体なる混沌の軍団を指揮し、死すべき種族や不死の競敵に終わりなき戦争を挑み、神々にさえ恐るべき復讐を果たそうとしています。彼は四柱の神々のうち、いずれかを完全なる主人と定めて身体に印を刻むでしょうか?それとも滅びをもたらす者たちも感心するような完全なる支配への道を切り拓くのでしょうか?
種族の特徴
デーモン・オブ・ケイオスは混沌の四大神に属するユニットを使用できる唯一の勢力です。このために軍勢は非常にバラエティ豊かですが、それだけ扱いが難しくなるかもしれません。あなたのロードが敵にダメージを与えると混沌の恩恵を受け、軍勢アビリティがランダムにアンロックされます。
キャンペーン
デーモン・オブ・ケイオスは、キャンペーンを開始する際に以下のレジェンダリーロードの中から選ぶことができます。
デーモンプリンスの名前はプレイヤー自身で決めることができます。
勢力名 | レジェンダリーロード |
---|---|
レギオン・オブ・ケイオス | デーモンプリンス |
悪魔の栄光
デーモンプリンスは戦闘での勝利や特定の建設物、任務などによって各混沌神から悪魔の栄光を得られます。
デーモンプリンスが拠点を奪取した場合、いずれかの混沌神に献納することができます。その場合、拠点の建設物、効果、ボーナスは献納した神の属性に合ったものになります。
悪魔への栄光が蓄積すると、デーモンプリンスは最終的に四神のいずれか、あるいは一体なる混沌への奉仕に自分自身を献納することができます。
悪魔の恩寵
悪魔の恩寵は、それぞれの混沌神から悪魔の栄光を獲得するとアンロックされます。悪魔の栄光の確認や恩寵の要求は悪魔の栄光パネルから行います。
悪魔の恩寵の中にはデーモンプリンスの外見を変更できるものがあります。アンロックされると、このカスタマイズはキャラクターの詳細パネルから行うことができます。
主な戦い方
全てのデーモンのユニットを使用することができる唯一無二の勢力だが、何かに特化していない分いろいろと中途半端な種族。ケイオスウォリアーまで雇用できるが、チョーズンは雇用できない。最上級ユニットは全てデーモンになる。
ケイオスウォリアー以外の重装歩兵が存在しないため、耐久にやや難がある。敵と戦う時は短期決戦を目指すのがおすすめ。中コスト帯以上が強いコーン、足が遅いためなかなか採用しづらいナーグル、投射攻撃が強いティーンチ、速度が高いスラーネッシュのユニットを複数採用するか、一つの種族のユニットに特化するかはプレイヤー次第です。個人的には特化型のほうが使いやすいのでおすすめ。
戦闘ではロードが敵を倒すたびに軍勢アビリティがランダムにアンロックされます。魔法で敵を一掃すると一気にゲージが溜まるので、強力な範囲攻撃呪文を1つは覚えておくのがおすすめ。
対策
インモータルエンパイアではほとんど戦うことはないと思うが、肥大化しても大した脅威にはならない。大抵の勢力はこの種族を放置してても問題ない。混沌の領域ではキスレフに攻撃をする上に開始地点がキスレフからかなり離れているため、滅ぼすのが難しい厄介な種族ではある。
いろいろと中途半端な種族だが、瞬間移動の態勢で待ち伏せ戦を仕掛けてくるため、戦う際はティーンチのように敵の位置を把握しておこう。
ユニット自体は対した脅威にならない。なんでもできるが、雇用に制限が掛かっている種族なのでAIが強力なユニットを採用することはあまりない。中コスト帯のデーモンのユニットが集まっているような感じになる。瞬間移動の態勢に気を付けるだけで苦労せずに倒せるだろう。
DLC
Total War: WARHAMMER III – Champions of Chaos
- レジェンダリーロードの追加はなし
- ごく一部の混沌の戦士のみ使用可能になる。
Total War: WARHAMMER III – Shadows of Change
- レジェンダリーロードの追加はなし
- ミュータリス・ヴォーテックスビーストなどが登場