Total War: Warhammerで登場する種族。
背景
オールドワールドの暗く捻じれた森の奥深くには、獣と人間が融合したような特徴を持つ獰猛な変異体の種族であるビーストマンが棲息しています。ビーストマンは混沌の生物として本能的に暗黒の神々に従っているため、文明を最も嫌悪しています。人間の進歩や社会が存在する場所なら、彼らは容赦なくそれらを破壊しようとするでしょう。ビーストマンが村落や町の近くを自分たちの流血の地と定めれば、住人たちは逃走しない限り死よりも悲惨な運命が待っています。
もし彼らがブレイヘルドと呼ばれる集団を形成した場合、今度は大都市でさえも脅威に曝されることになります。ビーストマンは大挙して城壁を襲い、人間を家畜のように殺し、彼らの家を焼き尽くして蹄で蹂躙します ― 荒廃と瓦礫だけが後に残されるまで。
種族の特徴
ビーストマンの軽歩兵と巨獣ユニットは潜伏からの奇襲に長けており、素早く間合いを詰めて敵を圧倒することができます。しかし統御度は全体的に低く、防具値も貧弱なために長時間の戦闘では苦戦を強いられるかもしれません。統御度が高い場合のみ原始の狂熱によるボーナスを得られます。
キャンペーン
ビーストマンは、キャンペーンを開始する際に以下のレジェンダリーロードの中から選ぶことができます。
勢力名 | レジェンダリーロード |
---|---|
ウォーヘルド・オブ・ワン=アイ | “隻眼の” カズラック |
ハービンガー・オブ・ディザスター | “凶兆の” マラゴール |
ウォーヘルド・オブ・シャドウゲイブ | “影生みの” モルグール |
スローターホーン部族 | “黄銅の雄牛” タウロックス |
流血の地とヘルドストーン
ビーストマンが奪取した拠点にヘルドストーンを建立すると、周辺の多くの地域が流血の地になります。流血の地はマップ画面から確認することができます。拠点をクリックすると赤いオーバーレイが表示され、ヘルドストーンを建立した場合にどこまでが流血の地になるのか表示されます。
流血の地内での拠点の殲滅や戦闘の勝利によって荒廃が発生します。十分な荒廃が蓄積すればヘルドストーンで破滅の儀式を実行し、破滅の印を獲得することができます。
ヘルドストーンを建立するにはヘルドストーンの断片が必要ですが、ヘルドストーンの断片はキャンペーン開始時に1つだけ所持しています。この資源はキャンペーンの進行とともに少しづつ増加し、同時に複数のヘルドストーンを建立することも可能になります。
破滅の印
ビーストマン勢力をプレイしている場合、収集した破滅の印の合計値と破滅レベルの状況はキャンペーン画面上部のゲージにマウスオーバーすると表示されます。
破滅の印はヘルドストーンで破滅の儀式を実行すれば獲得されます。
流血の地内の拠点を殲滅して得た荒廃の量が多いほど破滅の儀式によって得られる破滅の印も大きくなります。
流血の地内の拠点に表示される数字は、その拠点を殲滅して得られる荒廃の量です。
恐怖の報償
主に戦闘によって得られる恐怖は、ユニットの上限数の増加やレジェンダリーロードの召喚などさまざまなアップグレードに使用されます。
恐怖を使用するにはキャンペーンインターフェース上の恐怖の報償パネルをクリックして下さい。
野獣の怒り
野獣の怒りはビーストマンのホードの発展させるための大きな要素です。戦闘での勝利や襲撃の態勢によって野獣の怒りは上昇します。
選択した軍勢の野獣の怒りの現在値は、キャンペン画面左下のキャラクターの詳細パネルに表示されます。
暗黒の月
暗黒の月はビーストマンの軍勢に大きなボーナスをもたらすイベントが発生する。
キャンペーン画面上部から次の満月までのターン数を確認することができます。満月になるとイベントが発生し、勢力全体に強力なバフ、恐怖の費用の削減といった効果を持つ選択肢が表示されます。
主な戦い方
待ち伏せが容易である。さらに忍び寄りや先陣配置などを駆使すれば、敵を包囲してから短期決戦が可能となる。歩兵だけでは少々辛いが、ミノタウロスのユニットといった強力な巨獣が存在するので、それらも駆使すれば短時間で敵を圧倒できるだろう。
対策
キャンペーンではあまり脅威にならない。強いのはモルグールの軍勢くらいだろう。自然に出現することがあるため、宣戦布告される前に見つけ次第始末しよう。放置するのは悪手です。
DLC
Total War: WARHAMMER – Call of the Beastmen
- カズラック、マラゴール、モルグールが使用可能になるDLC
Total War: WARHAMMER II – The Silence & The Fury
- “黄銅の雄牛” タウロックスが使用可能になるDLC
- タスクゴール・チャリオットやゴルゴンなどが登場